アジア・太平洋株式サマリー:香港大幅高、中国小動き-インドは続伸

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】

  30日の香港株式相場は上昇。ハンセン指数が1カ月ぶりの大幅高となった。四半期ベースでも上昇に転じた。英国の欧州連合(EU)離脱選択に伴う株安からの買い戻しが膨らんだ。

  ハンセン指数は前日比1.8%高の20794.37で引けた。3月末からは0.1%上昇。英国のEU離脱をめぐる懸念が後退し、欧州との結び付きの強い長江和記実業(CKハチソン・ホールディングス、1 HK)とHSBCホールディングス(5 HK)が共に続伸した。香港上場の本土企業から成るハンセン中国企業株(H株)指数は1.7%高。7月1日の香港市場は祝日で休場。

  中国本土市場では上海総合指数が前日比0.1%安の2929.61と、4営業日ぶりに反落。2四半期連続で下げた。酒造会社の貴州茅台酒(600519 CH)は上場来高値を更新し、本土株の消費関連銘柄の上げを主導した。

  上海金曠投資の張海東チーフストラテジストは、「英EU離脱による一時的な影響は済んだ」と分析。「こうしたイベントが金融市場に著しいボラティリティ(変動性)をもたらしたとしても、世界各国・地域の中央銀行がその影響を抑えるため流動性を供給することになるだろう」とコメントした。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】

  30日のインド株式相場は上昇。指標のS&P・BSEセンセックス指数は2年前にモディ首相が就任して以来、四半期として最高の上昇率を達成した。政府が景気てこ入れ策を強化している上、英国の欧州連合(EU)離脱決定の衝撃から世界的に株価が持ち直していることが寄与した。

  センセックス指数は前日比1%高の26999.72で引け、4-6月の上げ幅を6.5%に伸ばした。

  個別では、自動車メーカーのタタ・モーターズが1週間ぶりの大幅高、ICICI銀行は3週間ぶりの上昇幅を遂げた。指数構成銘柄の中では製薬会社ドクター・レディース・ラボラトリーズの上昇率が最も大きかった。

  4-6月ではエンジニアリング企業ラーセン・アンド・トゥブロ、電力会社NTPC、アクシス銀行がそれぞれ20%以上上げ、堅調ぶりが目立っ
  
(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前日比1.8%高の5233.38。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国総合株価指数は前日比0.7%高の1970.35。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  加権指数は前日比0.9%高の8666.58。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

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