今年ロンドンに本社移した米経営者はひるまず-英EU離脱決定でも

自身が経営していた米コンサルティング会社を英保険ブローカーと今年合併させ、本社をロンドンに置いたウィリス・タワーズワトソンのジョン・ヘーリー最高経営責任者(CEO)は、英国民投票での欧州連合(EU)離脱選択による混乱に商機を見いだしている。

  同CEOは29日の投資家電話会議で、「短期的には、起こり得るさまざまな事態に備えたい企業を支援するビジネスが本当に増える可能性があるかもしれない」と述べた。「通常、当社のビジネスにとって、規制変更や政治リスク、経済の不透明感はプラスだ」と言う。

  英国のEU離脱は貿易障壁を増やし人員採用にも響きかねないため、金融サービス業界では同国に拠点を置く意味について見直しが始まっている。だが、ヘーリー氏は米バージニア州アーリントンで経営していたタワーズワトソンをロンドンの保険ブローカーだったウィリス・グループ・ホールディングスと今年合併させたことで、事業を多角化、税制上も有利になった。現在は120カ国以上に従業員計3万9000人を抱える。

原題:This CEO Who Shifted to London Sees Brexit Upside in Consulting(抜粋)

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