米アンセムのシグナ買収計画、司法省は懸念解消に懐疑的-関係者

  • 医療保険を手掛ける両社は24日に司法省ナンバー3と会合
  • 司法省は合併が競争を損なうと懸念

米司法省は医療保険会社アンセムに対し、同社が計画している同業シグナの買収は競争を損なう恐れがあり、一部事業を売却しても恐らく解決できないとの見解を伝えた。事情に詳しい関係者1人が明らかにした。

  合併の審理が部外秘として匿名を条件に語った同関係者によると、480億ドル(約4兆9300億円)規模の合併の承認獲得を目指す両社は24日、当局の懸念を聞くため司法省ナンバー3のビル・べーア氏と会合を行った。この会合が実施されることはすでに伝えられていた。

  事情に詳しい関係者2人が明らかにしたところによれば、司法省は問題解決に向けアンセムから提案を聞く用意があることを示唆していた。ただ、同省が合併計画に伴う懸念の解消に懐疑的な見解を示していることで、当局が合併差し止めのため訴訟を起こす可能性も高まっている。事情に詳しい別の関係者によると、当局は7月半ばごろまでに両社の合併について決定を下す見通し。

  アンセムとシグナの広報担当者および司法省の報道官はコメントを控えた。

原題:Anthem Said to Face U.S. Skepticism That Cigna Deal Can Be Fixed(抜粋)

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