NY原油(29日):大幅続伸、英投票後の下げ消す-米在庫減とドル下落

29日のニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が大幅続伸し、英国民投票の結果判明後2営業日に急落した分を埋めた。米エネルギー情報局(EIA)の統計では、先週の米在庫が405万バレル減少したことが明らかになった。金融当局による政策行動への期待でドルが下げ、商品投資の妙味が高まった。

  ジョン・ハンコック(ボストン)のシニアマネジングディレクタ ー、チップ・ホッジ氏は「在庫取り崩しは年末にかけて続く」と予想。「掘削活動の抑制で生産が減少している。生産の縮小を続けねばならない。そうすれば、われわれは巨大な在庫を取り崩すことができる」と述べた。

石油パイプライン(米テキサス州)

Photographer: Luke Sharrett/Bloomberg

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は前日比2.03ドル(4.24%)高い1バレル=49.88ドルで終了。4月12日以降で最大の上げとなった。ロンドンICEのブレント8月限は2.03ドル(4.2%)上昇の50.61ドル。

原題:Oil Erases Brexit Selloff as U.S. Crude Supplies, Dollar Decline(抜粋)

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