プエルトリコ、7月1日償還の一般財源債がデフォルトへ-知事

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プエルトリコが抱える700億ドル(約7兆2000億円)の債務再編を可能にする法案が米議会で審議されているものの、ガルシア知事は2日後にデフォルト(債務不履行)という事実を歴史に刻み込むことになると表明した。

  ガルシア知事は経済専門局CNBCウェブサイトへの寄稿で、「2016年7月1日、プエルトリコは憲法によって返済を義務づけられている一般財源債の10億ドル超において、返済を履行できない」ことを明らかにした。プエルトリコの利益を代表するPR会社が知事の見解だと確認した。

  プエルトリコが抱える一般財源(GO)債務は130億ドル規模で、憲法によって返済が最優先されており、デフォルトとなれば初のケースとなる。ガルシア知事はこれまで、政府を閉鎖しても十分な返済はできないと述べていた。7月1日には約20億ドルの元本と利子が償還期限を迎える。

ガルシア知事

Photographer: Christopher Gregory/Bloomberg *** Local Caption *** Alejandro Garcia Padilla

  プエルトリコが学校や警察、医療施設の運営を継続できるよう、債務を削減し、債権者からの訴訟を一時停止する法案が米議会で検討されている。米上院は29日夜にもこの法案を最終可決すると見込まれている。

原題:Puerto Rico Says It Will Default Even With Congressional Aid (2)(抜粋)

(最終段落に米議会の動きについて追記します.)
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