GEキャピタル、「大き過ぎてつぶせない」機関指定を当局が解除

更新日時
  • GEが進めている金融資産売却などの事業再編評価-株価上昇
  • 「社の改革が認められた」とGEキャピタルのシェリンCEO

米複合企業ゼネラル・エレクトリック(GE)は金融部門に対する「大き過ぎてつぶせない」金融機関の認定を取り消すよう米当局に求めていたが、29日に認められた。GEが進めている創業以来最も抜本的な事業再編が評価された。

  米金融安定監督評議会(FSOC)は29日、米金融安定性を脅かす恐れはなくなったとして、GEの金融部門GEキャピタルに付与していたシステム上重要な金融機関(SIFI)の認定を取り消した。GEは昨年の早い時期から、総額約2000億ドル(約20兆6000億円)規模の貸し付け資産売却で合意してきた。

  GEキャピタルのキース・シェリン最高経営責任者(CEO)は電話インタビューで、「この時期に指定解除を受けたのは当社にとって画期的なことだ」とした上で、規制当局は「われわれが社を改革したと認め、戦略の変更を確認した」と語った。

GEのロゴ

Photographer: Goh Seng Chong/Bloomberg

  
  SIFIの認定取り消しにより、GEは厳しい監督と資本規制を免除される。SIFI指定解除を目指し、莫大な金融資産の売却を決断したイメルトCEOにとっては勝利を意味する。同CEOは前任のウェルチ氏の下で拡大した貸し付け事業から、伸びつつあるソフトウエア部門と、発電タービンやジェットエンジンなど産業機器製造へと軸足を移してきた。また1年余り前からSIFIの指定解除に向け当局と交渉を行っていた。

  29日のGE株価終値は2%高の30.55ドル。年初から28日までの騰落率はマイナス3.9%。
  

原題:GE Says Too-Big-to-Fail Exit Puts Stamp of Approval on Overhaul(抜粋)

((三段落以降を追加して更新しました).)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE