米モンサント:独バイエルなどと戦略的選択肢で協議-決算は低調

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種子開発最大手の米モンサントは、独バイエルから先に提示された537億ドル(約5兆5000億円)規模の買収案に代わる選択肢を模索し、ここ数週間にバイエルを含む複数の企業と協議を行っていることを明らかにした。

  モンサントのヒュー・グラント最高経営責任者(CEO)は29日、「代わりとなる戦略的選択肢」について協議を行っていると説明。同社がこの日発表した3-5月(第3四半期)決算は、利益と売上高が市場予想を下回った。

  利益は一部項目を除いたベースで1株当たり2.17ドルと、ブルームバーグがまとめたアナリスト17人の予想平均(同2.42ドル)を下回った。

  グラントCEOは決算資料で、「当社はオープンな姿勢を維持しており、企業価値を高める戦略的選択肢を追求するため、今後も積極的に建設的な対話を行っていく」とし、「この業界は現在、全般的な農業サイクルの谷にある。当社は予想外の困難を経験しており、2016年度の事業に影響が及んでいる」と述べた。

  3-5月期の純利益は7億1700万ドル(1株当たり1.63ドル)と、前年同期の11億4000万ドル(同2.39ドル)から減少。売上高も41億9000万ドル(前年同期45億8000万ドル)に減少し、市場予想の平均(44億9000万ドル)を下回った。

原題:Monsanto Seeks Alternatives to Bayer Deal as Profit Drops (3)(抜粋)

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