ドイツ、イタリアの銀行救済策で投資家負担求める-関係者

イタリア政府が国内銀行への資本注入を実施する場合、民間投資家を損失から保護しようとするならドイツ政府は反対すると、事情に詳しい関係者が明らかにした。

  関係者が匿名を条件に述べたところによると、ドイツのメルケル政権はいかなる救済措置にせよ銀行処理に関する欧州連合(EU)の規則に従うべきだとの考え。EU規則は公的資金注入の前に株主や一部の債権者が損失を負担することを求めている。

  イタリアのメディアは銀行救済に関するEU規則の6カ月間の適用停止を同国政府が働き掛けていると報じた。投資家に負担を強いずに銀行業界を建て直したい考えで、政府は資本注入または政府保証を通じて最大400億ユーロ(約4兆5500億円)の資本強化を検討していると、事情に詳しい関係者が述べていた。

  ドイツはEUの銀行再建・破綻処理指令(BRRD)の適用を求めており、規則の免除は複雑だと関係者が指摘した。BRRDは銀行に「特別な公的支援」が必要となるのは「破綻しつつある、あるいは破綻の可能性が高く、清算の必要がある」場合と定義している。

原題:Germany Said to Oppose Shielding Investors in Italian Bank Plan(抜粋)

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