ユーロ圏:6月の景況感指数、104.4に低下-英EU離脱懸念が重し

6月のユーロ圏の景況感指数は横ばい予想に反して低下した。調査は英国の欧州連合(EU)残留・離脱を問う国民投票を前に実施されたが、離脱懸念が景況感に響いた様子だ。

  EUの欧州委員会が29日発表した6月のユーロ圏景況感指数は104.4と、5月の104.6(改定値)から低下。ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査では中央値で5月の改定前と同じ104.7になると見込まれていた。

  英国のEU離脱選択で市場は混乱し、ただでさえ弱いユーロ圏の景気回復が腰折れするとの懸念が強まった。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は28日、EU首脳らに対し、英国のEU離脱で域内経済が受ける悪影響の度合いについて悲観を強めつつあると語った。

  欧州委によれば、6月のサービス業と小売業、建設業の景況感が悪化。消費者信頼感はさらに落ち込んだ。鉱工業と金融サービスの景況感は改善した。

原題:Euro-Area Economic Confidence Declined on Eve of Brexit Vote(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE