アジア・太平洋株式サマリー:中国、香港株上昇-インドも上げる

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】

  29日の中国株式相場は上昇。英国が国民投票で欧州連合(EU)離脱を選択して以後の上海総合指数の値上がり率は、世界の主要株価指数の中でも大きい。売買の大半を地元の市場参加者が占めていることで、世界的な混乱の影響を受けにくなっている。

  上海総合指数は前日比0.7%高の2931.59で終了。24日の取引開始時点からの上昇率は1.4%と、ブルームバーグの調査対象となっている94の株価指標でジャカルタ総合指数に次ぐ2位の値上がりだ。上海市場ではこの間、医薬品株と工業銘柄、生活必需品株が上げの中心。漢方薬メーカーの北京同仁堂(600085 CH)の同期間の値上がり率は7.6%。

  華西証券の魏瑋アナリスト(上海在勤)は「中国市場は依然として半閉鎖的で、資金動向にそれほど影響されない」と述べた。

  CSI300指数は前日比0.5%高で引けた。香港市場ではハンセン指数が1.3%上昇。長江実業地産(1113 HK)と東亜銀行(23 HK)の上げが目立った。本土銘柄で構成されるハンセン中国企業株(H株)指数は0.4%高。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】

  29日のインド株式相場は1週間ぶり高値を付けた。政府が公務員の給与引き上げを承認したことを受け、消費拡大への期待が高まった。

  指標のS&P・BSEセンセックスの構成銘柄では、二輪車メーカーのヒーロー・モトコープと自動車メーカーのタタ・モーターズが大きく上昇。アジア・ペインツは1カ月ぶり大幅上昇となった。銑鉄メーカーのタタ・メタリクスは2週ぶり大幅高、鉱物探査会社NMDCは7週ぶり高値。不動産開発のDLFは4カ月ぶりの大きな値上がり。

  センセックスは前日比0.8%高の26740.39で終了。英国民投票の結果が判明して以降の下落率は1%未満に縮小した。政策当局が何らかの措置を講じるとの観測が高まり、前日に続いて世界的に株価は上昇、インド株もこの流れを受けた。

(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前日比0.8%高の5142.40。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国総合株価指数は前日比1%高の1956.36。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  加権指数は前日比1%高の8586.56。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

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