大和証Gの日比野CEOの報酬総額、野村HDのトップ超える

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大和証券グループ本社の日比野隆司最高経営責任者(CEO)の2016年3月期の報酬が、野村ホールディングスの永井浩二CEOを超えたことが、有価証券報告書から分かった。

  大和が29日提出した有報によれば、日比野CEOの前期の報酬総額は、基本、ストックオプション、業績連動を含め前年と同額の2億8100万円だった。一方、野村の永井氏の報酬は前年比26%減の2億4400万円だった。

  前期の利益水準は大和証Gが1168億円、野村は1316億円。ともに減益だったが減益率は大和の21%に対し野村は42%だった。両社は欧州を含む海外事業で赤字を計上しており、コスト削減に着手している。英国の欧州連合(EU)離脱決定を受け、2社の株価はアジア地域の金融機関で最も悪影響を受けている。

  大和の株価は年初来で27%下落、野村HDは46%下げている。

大和の役員報酬、5年間で最高水準

  野村全体では、執行役7人の基本報酬、賞与、繰り延べ報酬の合計は、1人当たり平均で1億6640万円と15年3月期の2億290万円から18%減少、過去3年で最低水準となったことが分かっている。

  大和の執行役13人に対する報酬などの前期支給額は平均8690万円で、その前の期の7960万円から増加。ここ5年間で最高水準だった。

英文記事: Daiwa CEO Hibino Gets Paid $2.7 Million, More Than Nomura Chief
  

(第5、6段落に両社執行役の報酬平均の推移を追加しました.)
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