小池元環境相:都知事選に出馬表明-「崖から飛び降りるつもり」

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  • 必要なことは都庁にもう1人行政官を増やすことではない-小池氏
  • 自民都連は官僚OB中心に検討、民共など野党も候補検討-NHK

自民党の小池百合子衆院議員(63)は29日、国会内で記者会見して舛添要一氏の辞任に伴う東京都知事選(7月14日告示、31日投開票)への出馬を表明した。

  午前の会見で小池氏は「自民党議員として出馬の決意を固めた」と述べた。その上で「都政の信頼回復、停滞の解消、山積する現在の課題、その問題解決、さらには希望あふれる未来の首都東京の構築のために崖から飛び降りるつもりで、その覚悟で挑戦をしたい」と語った。1952年7月15日生まれの小池氏は環境相、防衛相、党総務会長などを歴任。2008年の党総裁選に女性として初めて立候補した経験もある。

  知事選で自民党東京都連は桜井俊前総務事務次官ら官僚OBを中心に候補者擁立を検討、民進、共産、社民、生活の野党4党は連携して候補者擁立を目指すことで一致しているとNHKは報じている。

  官僚擁立の動きについて小池氏は「必要なことは16万人の都庁職員にもう1人、行政官を増やすことではない。未来へのビジョンを描き、職員の士気を高めつつ、政策を実現することではないか」と語った。

  萩生田光一官房副長官は小池氏について「いくつもの閣僚経験もあるので有資格者としての立場は否定するものではない」としながらも、事前に東京都連執行部への相談がなかったことを挙げ、「やや違和感を感じる」と語った。都知事は猪瀬直樹、舛添氏と2代続けて金銭問題により任期途中で降板している。

  政治評論家の有馬晴海氏は、小池氏の出馬表明は見切り発車だと指摘した上で、自民党が支援に回る可能性について「名前が挙がっている桜井前総務事務次官らの動向次第」との見方を示した。

(最終段落に政治評論家のコメントを追加します.)
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