オバマ米大統領:トランプ氏は英EU離脱促した反移民感情に便乗

  • トランプ氏は「グローバル・エリート」の終身会員的存在と大統領
  • 欧州における排外主義的うねり、米国にも共通項-オバマ大統領

オバマ米大統領は、11月の大統領選で共和党の候補指名獲得を確実にした不動産王ドナルド・トランプ氏について、「グローバル・エリート」の終身会員的な存在であり、英国民を欧州連合(EU)離脱の選択に駆り立てたような反移民感情を米国であおろうとしていると語った。

  オバマ大統領は28日にNPRが公表したインタビューで、「英国だけでなく欧州全域で排外主義や反移民感情が見られ、それはトランプ氏が米国であおろうとしているものに多少の類似点がある」と指摘した。

  大統領はまた、トランプ氏が選挙戦で新参者や部外者への恐怖心に訴えようとしてきたとし、同じ戦略をフランスのルペン国民戦線(FN)党首ら欧州の極右政党の指導者が用いてきたと言明。その上で、トランプ氏自身はポピュリスト(大衆迎合主義者)運動の軽蔑の的である「グローバル・エリートを体現」する存在で、そうした地位をこれまでの人生を通じて利用してきたとコメントした。

  オバマ大統領はトランプ氏に関し、「彼は米欧の労働者階級の人々から台頭してきたポピュリストのうねりにとって、正当な代弁者というには程遠い」と論評した。

原題:Obama Says Trump Tapping Anti-Immigrant Fear That Drove Brexit(抜粋)

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