トランプ氏:TPP離脱を主張-まるで「米国への性的暴行」だと批判

  • 英国のように米国民も自分の未来を取り戻すべきだとトランプ氏
  • 中国を為替操作国に認定するよう指示するつもりだと発言

米大統領選の民主党候補指名を確実にしているドナルド・トランプ氏は28日、環太平洋連携協定(TPP)を「性的暴行」に例えて、あらためて批判した。

  トランプ氏はオハイオ州セントクレアズビルでの集会で、「これは米国への性的暴行だ。えげつない言葉だが実態を表している」と語った。

  同氏はこの日、ペンシルベニアで貿易に関するスピーチを行い、「英国ではわれわれの仲間が投票により、経済と政治、国境の決定権を取り戻した。今度は米国民が自分の未来を奪還すべき時だ」と述べていた。

トランプ氏

Photographer: Ty Wright/Bloomberg

  トランプ氏は北米自由貿易協定(NAFTA)を「米国史上最悪の貿易協定」だとし、TPPは「これまでで最大の危険」だと発言。全米、特に国内外で販売される製品を以前生産していた地域で雇用を創出するため、貿易協定を再交渉する計画だと述べた。

  同氏は中国も批判。「私は自分の財務長官に対し、中国を為替操作国に認定するよう指示するつもりだ。米国を出し抜くために自国通貨を切り下げる国は厳しく扱われるだろう」と発言した。

原題:Trump Likens Trans-Pacific Partnership Trade Deal to Rape(抜粋)

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