ドリームワークス・アニメCEOを年金基金が提訴-身売りめぐり

  • アナーバー市退職年金基金がカッツェンバーグCEOの裏取引を指摘
  • 身売り後、カッツェンバーグ氏は2部門からの利益を得る取り決め

米ドリームワークス・アニメーションSKGのジェフリー・カッツェンバーグ最高経営責任者(CEO)は、米コムキャストへの38億ドル(約3900億円)での身売りで自身の利益になる裏取引を結び、少数株主を不当に扱ったとして提訴された。

  ミシガン州アナーバー市職員退職年金基金が27日、デラウェア州衡平法裁判所に提出した訴状によると、カッツェンバーグ氏は同社クラスB株式の保有を通じ株主の議決権の約60%を握っており、ドリームワークスの株主には身売りの承認に関する発言権がない。

  同基金はカッツェンバーグ氏が裏取引で身売り手続き完了後にドリームワークの2つの収益部門の持ち分を取得、「オーサムネスTV」ともう1部門の利益の7%を受け取り続けることになり、これが受託者の義務に反すると主張している。

  「カッツェンバーグ氏が特別に価値のある裏取引を受けなかったなら、コムキャストは同氏の同意を確実にするために買収価格の引き上げを求められただろう」と同基金は訴えた。

  ドリームワークス・アニメのマシュー・リフソン氏とコムキャストのNBCユニバーサル部門はいずれも訴訟に関するコメントを控えた。NBCユニバーサルは先週、ドリームワークス・アニメ買収計画が米司法省に承認されたと発表した。

原題:DreamWorks’ Katzenberg Sued Over Comcast Deal by Fund (2)(抜粋)

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