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黒田日銀総裁:邦銀の外貨調達に全く問題生じていない-英EU離脱

  • ドル資金供給オペは安全弁、必要な時はいくらでも供給-黒田総裁
  • 黒田総裁は政府との会合に出席後、記者団に発言

日本銀行の黒田東彦総裁は29日午前に官邸で開かれた政府との会合後、記者団に対し、英国の国民投票で欧州連合(EU)離脱派の勝利後、邦銀の外貨調達に問題は生じていないとの認識を示した。

  黒田総裁は、日銀が28日にドル資金供給オペを実施したことを会合で報告したと説明。ドル資金供給オペは「一種のバックストップ、安全弁であり、必要な時にドルを供給するものだ」と述べ、「現時点で日本の銀行は十分なドル、外貨資金を保有しているので、日本の銀行で外貨資金で問題が生じているということは全くない」と語った。その上で「必要な時はいくらでも供給できる仕組みがある」と述べた。

  英のEU離脱決定後初の実施となった28日の定例ドル供給オペには14億7500万ドルの応札があり、全額落札された。世界的な金融市場の混乱によるドル需要の強まりが同オペにも反映され、応札額は1年半ぶりの高水準となった。

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