NY原油(28日):急反発、英離脱の影響抑制へ政策発動に期待

28日のニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が急反発。英国の欧州連合(EU)離脱が経済に及ぼす悪影響を封じ込めようと、政策当局が行動に出るとの観測が広がっている。前日までの2営業日では7.5%下げていた。ブルームバーグがまとめた調査では、29日の米エネルギー情報局(EIA)週間統計では米原油在庫の250万バレル減少が明らかになる見通し。

  トラディション・エナジー(コネティカット州スタンフォード)のシニアアナリスト、ジーン・マクギリアン氏は「一息つけるようになった」と語る。「英離脱が世界経済に及ぼす打撃への不安はおおむね織り込み済みだ。このプロセスが完了するまでには長い道のりがあり、冷静な対応が望まれる」と述べた。

メルケル独首相(左)とキャメロン英首相(ブリュッセルでのEU首脳会議前)

Photographer: Jasper Juinen/Bloomberg

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は前日比1.52ドル(3.28%)高い1バレル=47.85ドルで終了。ロンドンICEのブレント8月限は1.42ドル(3%)上昇の48.58ドル。

原題:Oil Gains After Brexit Rout as Policy Makers Try to Curb Fallout(抜粋)

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