英労働党、コービン党首の不信任動議を可決-政治危機が深刻化

  • コービン氏、党首の座は降りないと抵抗
  • 国民投票以降の英政界の混迷、いっそう深まる

英国最大の野党、労働党はコービン党首に対する不信任動議を可決した。国民投票で欧州連合(EU)離脱が選ばれたことに伴う危機は深刻化し、労働党をも飲み込んだ格好だ。

  労働党議員は172対40で不信任動議を支持。過去3日間で50人以上の同党議員が影の内閣や党の役職を辞任していた。だが不信任動議を突きつけられてもなお、コービン党首は党首の座にとどまり続ける姿勢を打ち出した。動議は勧告の意味合いが強く、拘束力はない。

  労働党は28日に電子メールで配布した発表文で「本日の投票に従い、労働党議員団は次の動議を受け入れた。議員団は党首としてコービン氏を信任しない」と明らかにした。

  先週の国民投票でEU離脱を選択した英国では、キャメロン首相辞任で与党保守党が党首選を実施する運びとなった一方、スコットランドでは英国からの独立を問う2回目の住民投票に踏み切る動きが現れるなど、混乱に陥っている。

原題:U.K. Labour Turmoil Deepens as Corbyn Loses Confidence Vote(抜粋)

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