欧州銀:英EU離脱で3.6兆円利益減も-英・独で影響大とゴールドマン

英国の欧州連合(EU)離脱によって欧州の銀行の利益は2018年末までに、離脱による経済的衝撃がなかった場合に比べ320億ユーロ(約3兆6000億円、11%に相当)少なくなる公算だと、ゴールドマン・サックス・グループが試算した。

  28日のリポートによると、英銀の利益はEU離脱によって最も打撃を受け、100億ユーロ減る公算。ベネルクス3国と北欧の銀行は影響が少ないと見込まれる。

  「取引量の低迷と利ザヤ縮小、手数料の減少によって利益が減ると予想する」と、ジャーネジ・オマヘン氏らアナリストは記述。「資本市場とホールセール事業での活動低下と資産価格低下、資産事業への資金流入低下も予想される」としている。

  ユーロ圏ではドイツの銀行が大きな影響を受けるだろうとし、コスト効率が低いと指摘した。英銀ではバークレイズの投資判断を「買い」から「中立」に引き下げた。「パスポート制度が原因での業務リスクの高まり」を理由に挙げた。同制度によってEU内の銀行は全加盟国の顧客にサービスを提供できる。バークレイズは英銀の中で投資銀行事業の比率が大きい。

原題:Europe Bank Profits May Drop $35 Billion on Brexit, Goldman Says(抜粋)

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