ドラギ総裁:英EU離脱に言及せず、政策調整の必要説く-フォーラム

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は28日の演説で、世界の当局者の中ではめずらしく英国の欧州連合(EU)離脱選択に直接言及しなかった。

  影響封じ込めのためにECBが何をするかについて投資家は興味津々だが、ポルトガルのシントラで開いたECBフォーラムの冒頭演説で総裁は英国には触れず、世界的な政策調整の必要性を説いた。超緩和的な金融政策には不安定を招きかねない副作用が伴うことは避けられないと認めつつ、世界経済の弱さに対処する「共同責任」があると言明した。

  「政策調整によって全員が利益を得ることができる。私が調整と呼ぶのは、世界的な課題の根本原因に対して共通の処方箋を持つことであり、この処方箋に基づいた国内政策を構築することへのコミットメントの共有だ」と語った。

  27日の晩餐会での歓迎の辞では、英国民投票結果を受けて抱いた思いを言い表す言葉は恐らく「悲しみ」だと述べていた。

原題:Draghi Shuns Brexit Debate in Call for Global Policy Alignment(抜粋)

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