アジア・太平洋株式サマリー:ハンセンが続落-中国、インド株は上昇

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】

  28日の香港株式市場では、ハンセン指数が3営業日続落。ただ、英国の欧州連合(EU)離脱による影響を抑えるため世界的に政策当局が対策を講じつつある兆しから、下げ幅は縮小した。

  ハンセン指数は前日比0.3%安の20172.46で取引を終えた。一時は1.6%安となった。 香港上場の本土企業から成るハンセン中国企業株(H株)指数は0.4%安で引けた。

  ハンセン指数の構成銘柄でウエートが2番目に大きい英銀HSBCホールディングス(5 HK)は0.6%安。一時は2.9%安となった。英銀スタンダードチャータード(2888 HK)は2.1%安。3営業日での下げは2012年以降で最大となった。英国でも事業展開している長江和記実業(CKハチソン・ホールディングス、1 HK)は1.8%安。

  中国本土市場では、上海総合指数が0.6%高の2912.56で終了。深圳総合指数は1.2%上昇し、4月15日以来の高値で引けた。小型株から成る創業板(チャイネクスト)指数は1.1%高。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】

  28日のインド株式相場は上昇。英国の欧州連合(EU)離脱選択で世界市場が混乱したことを受け、インド国内経済と結びつきの強い銘柄が買われた。

  製薬会社ルピンは3カ月ぶり大幅高、携帯電話サービスのブハルティ・エアテルは1週間ぶり大幅上昇となった。消費財メーカーのヒンドゥスタン・ユニリーバは3月21日以来の大幅高、たばこ会社ITCは1カ月ぶり高値まで買い進まれた。

  一方、自動車メーカーのタタ・モーターズのほか、ソフトウエア輸出タタ・コンサルタンシー・サービシズとウィプロが大きく下げた。これら企業は売り上げに占める欧州の割合が大きい。

  指標のS&P・BSEセンセックスは前日比0.5%高の26524.55で終了。小型株指数は1月以来の高水準まで上昇。モディ首相が進める景気支援策で恩恵を受ける上、欧州との事業関係がない銘柄に買いが集まった。23日の英国民投票で離脱派が勝利したことで、世界の株式市場の時価総額は約3兆6000億ドル(約368兆円)失われた。

(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前日比0.7%安の5103.27。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国総合株価指数は前日比0.5%高の1936.22。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  加権指数は前日比0.6%高の8505.51。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

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