ソ連崩壊時の記憶が蘇る英国のEU離脱選択-混乱状況に類似点

  • ロシア国民は似たような不透明な時期を経験した-ペスコフ報道官
  • ロシアは「安定した」大陸欧州に関心がある

英国の欧州連合(EU)離脱選択に伴って起きた英国内の大混乱は1991年のソビエト連邦崩壊時の状況と似ていると、ロシアのプーチン大統領の報道官が指摘した。

  ペスコフ報道官は27日の電話会議で記者団に対し、「直接比較するのは無理がある」としつつも、英国が今後「不穏で混乱した予想できない時期」を経験するのは明らかだと述べた。ロシアは「ソ連崩壊を経験しており、その不透明な時代を多くの世代が鮮明に記憶している」と語った。

  英国はEU加盟国として初めて離脱を選択した結果と格闘し、EUの今後のあり方にも影を投げ掛けている。91年12月のソ連崩壊は、リトアニアがバルト三国の中で最初に独立を宣言してから約1年半後だった。エストニア、リトアニア、ラトビアのバルト三国は2004年にEUに加盟、その後ユーロを採用した。

  ペスコフ報道官は経済への潜在的な影響を念頭に状況を注視していると説明。ロシアはここ数年、英国に対し頻繁に関係改善を求めてきたとした上で、「安定的で急成長を遂げる予測可能な」大陸欧州に関心があり、EUとの良好な関係維持に取り組むと述べた。

原題:Kremlin Gets Flashback of Soviet Collapse in Brexit Fallout (1)(抜粋)

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