米ヤム・ブランズの中国事業株、売却プロセスに遅れ-関係者

  • テマセクや春華資本などの買い手候補が入札案提示せずと関係者
  • 売却プロセスは少なくとも数週間遅れている-1人の関係者

「KFC」や「ピザハット」などのファストフードチェーンを展開する米ヤム・ブランズの中国事業の一部を売却するプロセスが遅れている。事情に詳しい関係者が明らかにした。

  シンガポール政府の投資会社テマセク・ホールディングスや中国のプライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社、春華資本などの買い手候補が今月の期限までにヤム中国事業の少数株式取得案を示さなかったと、関係者が述べた。非公開情報だとして関係者の1人が匿名を条件に語ったところによれば、ヤムが新たな条件を示そうとしたことで、買い手候補は応札を手控えた。

  7200を超える店舗を中国で展開している中国事業についてヤムは100億ドル(約1兆200億円)との評価額を提示しているもものの、出資候補各社はこれに同意できないと示唆していると関係者は説明。売却プロセスは少なくとも数週間遅れていると関係者の1人が話した。

  ヤムの広報担当バージニア・ファーガソン氏は27日の電子メールで、同社の取締役会は「株主価値の最大化に全面的に取り組んでいる」と指摘した上で、中国事業の分離に向け「大きく進展」しつつあるとコメントした。

原題:Yum China Stake Sale Said Delayed as Suitors Miss Bid Deadline(抜粋)

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