モルガンS:鉄鉱石価格見通しを引き上げ-1~6月の値上がり受け

  • 9月にかけての価格レンジは45-55ドルと予想
  • 10~12月は1トン当たり平均35ドルの見通し

鉄鉱石価格が1-6月に上昇したことを受け、米モルガン・スタンレーは今年と来年の価格見通しを引き上げた。オーストラリアの大手供給会社が新規供給の過剰分を調整しつつある一方、中国の鉄鋼需要が引き続き下支えされると予想している。

  モルガン・スタンレーの四半期リポートによると、同行は今年の鉄鉱石価格見通しを17%引き上げ1トン=46ドルとし、来年については13%上方修正し42ドルとした。10-12月(第4四半期)の修正予想値は35ドルで、依然として昨年の安値を下回る水準に下落することが示唆されている。

  トム・プライス氏らアナリストは「鉄鉱石の3-9月の妥当な取引レンジは1トン当たり45-55ドルだ」と指摘。この水準なら大手の収益性が保たれジーナ・ラインハート氏率いるロイヒル鉱山開発の裏付けにもなるだろうと説明し、同プロジェクトからは今年3000万トンが出荷される可能性があると述べた。

原題:Iron Ore Outlook Raised by Morgan Stanley After First-Half Rally(抜粋)

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