欧州株:ストックス600続落、銀行株安い-英EU離脱の悪影響を懸念

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27日の欧州株式相場は下落。指標のストックス欧州600指数は続落した。英国が国民投票で欧州連合(EU)離脱を選択したことに伴う悪影響について臆測が続いた。

  英銀のロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)は15%安、バークレイズは17%安とそれぞれ急落し、銀行株指数は2011年以来の低水準に沈んだ。金融サービス銘柄は英クローズ・ブラザーズ・グループとシュローダーを中心に下げ、指数構成の業種別19指数の中で下落率最大。旅行関連銘柄も安く、英格安航空会社イージージェットは22%安。英国のEU離脱の影響で夏季の需要が落ち込み、利益を圧迫すると懸念された。

  ストック600指数は前週末比4.1%安の308.75で終了。24日は2008年以来の大幅安を演じた。英FTSE100指数は2.6%安。オズボーン英財務相が金融市場の不安払拭(ふっしょく)を図り、当局は国内経済を支える緊急計画を策定済みだと述べたものの、歯止めにならなかった。

  CMCマーケッツの市場アナリスト、マイケル・ヒューソン氏(ロンドン在勤)は「かなり不安定な状態が続くだろう」とし、「銀行株は引き続き厳しいだろう。欧州銀行界の安定について大きな懸念がある。欧州中央銀行(ECB)はいかなる事態に対しても行動する用意があると再度表明するだろうし、他の中銀も同様だ」と語った。

  スペインのIBEX35指数は1.8%下落。26日投開票の総選挙でラホイ暫定首相率いる与党国民党が議席を伸ばし立場を強めたことを受け、一時は3.4%値上がりした。

原題:European Stocks Slide as Brexit Fallout Concern Spurs Bank Rout(抜粋)

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