アジアの対英貿易エクスポージャー、最小はインドなど-モルガンS

インドの対英貿易エクスポージャーが比較的小さいことを踏まえると、英国の欧州連合(EU)離脱で最も影響の少ないアジア経済の1つがインドだ。米モルガン・スタンレーが指摘した。

  香港在勤のチェタン・アーヤ氏らモルガン・スタンレーのエコノミストは26日付リポートで、「英EU離脱に伴い外的環境で不確実性が高まり、アジアの成長とインフレに対し下押し圧力を強めるはずだ」と分析。

  その上で、アジアでは「香港とシンガポール、マレーシアは対英エクスポージャーの大きな国・地域として上位に位置付けられる。タイとインドネシア、台湾、韓国、中国の経済はエクスポージャーが中程度で、インドとフィリピンが相対的に最も小さいだろう」と記した。

  エコノミストらによれば、英国民がEU離脱を選択したことで直ちに生じる影響は金融経由で、為替相場の不安定さや資本動向といった形で表面化する見込み。インド準備銀行(中央銀行)は為替相場のボラティリティを抑制するため介入し、外貨流出で流動性が逼迫(ひっぱく)すれば資金供給を拡大する措置を講じると予想した。

原題:Morgan Stanley Says India Among Asia’s Least Exposed to Brexit(抜粋)

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