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ゴールドマン:米設備投資回復、見通し暗いと予想-英EU離脱選択後

  • 設備投資、今年7-12月は軟調で改善は足踏みと予測
  • 英離脱支持派の勝利と米低成長の可能性が投資の足かせに

米国での設備投資は今年初めに低迷していたが、今後は原油安の影響が収まっても緩やかな改善にとどまると、米ゴールドマン・サックスのエコノミストはみている。

  今年初めの安値から原油価格が回復したほか、掘削会社が油井とリグ(掘削装置)向け支出を削減したため最悪期を脱した可能性が高いものの、設備投資は他の課題に直面している。ゴールドマンのエコノミスト、ダーン・ストゥリュイーベン氏は25日の調査文書で、23日実施された英国の国民投票で欧州連合(EU)離脱支持派が勝利したことが財務状況に影響を及ぼし、各社が支出計画を見直す可能性があるほか、米経済成長低迷の可能性が設備投資の伸びはこれまでよりも鈍化することを示唆していると指摘する。

  ストゥリュイーベン氏は「結局、過去数年間の軟調な設備投資は、労働力と全要素生産性の伸び率の低迷を大きく反映している」と指摘。「現行の投資水準は当行の基本的水準の推計に近く、そのため、企業の設備投資の大きな不均衡は見られない」と述べた。

  ゴールドマンは、今年7-12月(下期)の設備投資の伸びが1.7%となり、歴史的に見ると軟調だが、改善はすると予想している。

原題:Goldman Is Gloomy on Prospect of Major CapEx Rebound Post-Brexit(抜粋)

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