金相場の上昇は終わらない、英EU離脱選択の影響続くとの見方-調査

  • アナリストとトレーダーら、1424ドルへの上昇を予想-調査
  • トレーダーらは11月までの米利上げ確率を1.9%と織り込む

23日に実施された英国の国民投票で欧州連合(EU)離脱支持派が勝利したことにより、金相場はさらに上昇するとの見方が強まっている。世界で英国のEU離脱による影響への懸念が広がる中、金相場は24日、既に2年ぶりの高値に達した。

  ブルームバーグがニューヨークやロンドンでアナリストとトレーダー12人を対象に実施した調査の中央値によれば、金相場は年末までに1オンス当たり1424ドルに上昇する可能性があると見込まれている。予想通りなら2013年8月以来の高値で、現在の水準より7%余り高い。予想レンジは1375-1600ドルだった。

  23日の国民投票前に、各国の中央銀行当局者らは英国のEU離脱は世界市場に破壊的な悪影響を及ぼすと警鐘を鳴らしていた。イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、今月の政策決定会合で金利を据え置くことを決定した要因の一つとして英国民投票の「結果」に言及していた。トレーダーらは11月までの利上げ確率を1.9%と織り込んでいる。低金利は価値の保存手段としての金の魅力を高めるため、金相場にとって好材料となる。

  ニューヨーク市場COMEX部門の金先物相場8月限の24日終値は、前日比4.7%高の1322.40ドル。一時は7.9%高の1362.60ドルと、14年3月以来の高値を付けた。

原題:Gold Rally Isn’t Over as Traders See Lasting Brexit Gain: Survey(抜粋)

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