【ECB要人発言録】インフレ目安変更の説得力のある論拠ない-総裁

6月20日から26日までの欧州中央銀行 (ECB)要人らの主な発言は次の通り(記事全文は発言者の氏名をクリックしてください)。

<6月25日>
ビルロワドガロー・フランス中銀総裁(ラジオ局フランス・アンテルとのインタビューで):英国の離脱協議は速やかに開始する必要がある。現時点では具体的な方法で状況を分析し、目を見開いて正確な方法で結論を出すことが極めて重要だ。

<6月24日>
バシリアウスカス・リトアニア中銀総裁(声明発表):ECBはユーロ圏の金融と物価の安定を確実にするこの任務に十分な備えがあり、コミットしている。

ノボトニー・オーストリア中銀総裁(Oe1ラジオとのインタビューで):英のEU離脱がパニックを引き起こす理由見当たらない。状況はリーマン危機とは比較できない。

<6月21日>
ドラギ総裁(欧州議会で):マイナス金利が銀行のバランスシートを圧迫する可能性はあるが、ユーロ圏の信用フローに影響している様子はうかがえない。

ドラギ総裁(欧州議会での証言で):インフレ目安を変更する説得力のある論拠はない。2003年にインフレ目安を設定した際の根拠は今現在も有効だ。達成できないために目標を変更すると、ECBへの信頼性を強めない。

ドラギ総裁(欧州議会での証言で):インフレのダイナミクスは景気回復の勢いが年初に強まったにもかかわらず、かなり弱い状態が続いている。

<6月20日>
マクチ・スロバキア中銀総裁(スロバキア東部で記者団に対し):これまでのECB措置の効果について評価するのは時期尚早だ。ECBは市場に将来的な政策変更に備える時間を十分に与える。市場参加者に衝撃を与えたり驚かせることは望まない。

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