英格付け、ムーディーズとS&Pによる引き下げのリスク-離脱選択で

米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスとS&Pグローバル・レーティングは、英国民投票で欧州連合(EU)離脱が選択されたことを受け、同国の格付けを引き下げる可能性がある。

  S&Pの格付け責任者、モーリツ・クレーマー氏は24日、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、S&Pは英国に対し現在の格付け「AAA」からの「少なくとも1段階」の引き下げに向け、1営業日を含め24時間ノーティスを出す予定だと語った。 ムーディーズは24日のリポートで、格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ(弱含み)」に修正した。現在の格付けは「Aa1」。

  ムーディーズの同リポートを作成したアナリスト、カスリン・ミュールブローナー氏(ロンドン在勤)は取材に対し、「離脱選択の影響は英国経済にマイナスのものになると考える。支出と投資の判断に遅れが出るだけでなく、英国とEUによる貿易面での合意の内容次第では、長期的にかなりマイナスとなる可能性をはらんでいる」と語った。

原題:U.K. Rating at Risk of Downgrade by Moody’s, S&P on Brexit (1)(抜粋)

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