アジア・太平洋株式サマリー:軒並み大幅下落-英国のEU離脱選択で

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】

  24日の香港株式相場は4カ月ぶりの大幅下落。英銀のHSBCホールディングスやスタンダードチャータードを中心に売られた。英国の欧州連合(EU)離脱が国民投票で決まったことで、世界的に市場の混乱が広がった。

  ハンセン指数は前日比2.9%安の20259.13と、2月11日以来の大幅な下げで終了。売買が大きく膨らんだ。一時は5.8%下落していた。前日まで5営業日続伸で、この間に4.1%上げていた。収入の3分の1を欧州で稼ぎ、ハンセン指数のウエートが2番目に大きいHSBC(5 HK)は6.6%安。スタンダードチャータード(2888 HK)は9.5%安と、約4年ぶりの大きな下げとなった。

  香港上場の本土企業から成るハンセン中国企業株(H株)指数も2.9%安で終了。中国本土市場では、上海総合指数が1.3%安で引けた。

  華融国際のアソシエートディレクター、ジャクソン・ウォン氏(香港在勤)は「若干パニックが起きた」と指摘。「英国のEU残留はほぼ確実な情勢だったし、今朝の時点でも残留派が一時小幅リードしていた。しかしそれ以降はずっと下り坂だった」と述べた。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】

  24日のインド株式相場は急落。英国が国民投票で欧州連合(EU)離脱を選択したことを受け、指標のS&P・BSEセンセックスは約4カ月ぶりの大幅安となった。

  高級車メーカーのジャガー・ランドローバーを傘下に持つタタ・モーターズは7.9%安と、構成銘柄の中で最もきつい値下がりとなった。ジャガーは売上高の25%を欧州から得ている。英国とオランダに製鉄所を所有するタタ・スチールは6.4%下げた。インドステイト銀行とアクシス銀行、ICICI銀行も売られた。インド株のボラティリティを示すインドVIX指数は3カ月ぶり高水準に達した。

  センセックスは前日比2.2%安の26397.71で終了。自動車メーカーや金融サービス企業など欧州経済とのつながりが強い銘柄が売りを浴び、一時は4%安となった。

(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前日比3.2%安の5113.18。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国総合株価指数は前日比3.1%安の1925.24。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  加権指数は前日比2.3%安の8476.99。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

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