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ECB、追加流動性供給の用意-英国のEU離脱選択受け

欧州中央銀行(ECB)は英国が国民投票で欧州連合(EU)離脱を選んだ後の市場混乱を鎮静化させるため、銀行が必要とする資金を全額供給すると表明した。

  ECBはウェブサイトに掲載した声明で、「必要に応じ、ユーロや他の通貨での追加流動性を供給する用意がある」と表明。「金融市場を注視し、他の中銀と緊密に連絡を取り合っている」とも言明した。

  23日の英国民投票結果は離脱が得票率52%で勝利。ポンドは30年ぶり安値に沈み世界の株価は下落、欧州債のスプレッドは拡大しS&Pグローバル・レーティングは英国が最上級格付けを失う公算が大きいと指摘した。

  イングランド銀行(英中央銀行)のカーニー総裁も24日、既存の枠組みを通じて2500億ポンド(約36兆円)を追加供給する用意があると表明していた。

  ECBは、英国のEU離脱の事態に対して「監督下にある銀行と連携して準備してきた。ユーロ圏の銀行システムは資本と流動性の点で耐性があると考えている」と説明した。

  またECBは24日、新たな条件付き長期リファインナンスオペ(TLTRO2)の第1回目の利用額は3990億ユーロ(約45兆円)だったと発表した。

原題:ECB Stands Ready to Add Liquidity After U.K. Votes to Leave EU(抜粋)

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