欧州株(24日):2008年以来の大幅安、英EU離脱で-英株は3.2%下落

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24日の欧州株式相場は急落。英国が国民投票で欧州連合(EU)離脱を選んだことを受け、EU残留への楽観から前日まで5日続伸していたストックス欧州600指数は、世界的な金融危機以来の大幅安となった。

  欧州株の代表的な指数であるストックス600指数は前日比7%安の321.98で終了。英国株の指標であるFTSE100指数は3.2%下落。一時は8.7%安まで沈んだものの、ポンド急落で輸出株が買われ下げ幅を縮めた。国民投票の最終結果によれば、離脱支持が52%となった。これを受けてキャメロン英首相は辞意を表明した。

  ストックス600指数の業種別19指数全てが下落し、とりわけ銀行株と保険株が大きく下げた。この日の出来高は30日平均をほぼ4倍上回る水準。英国株の出来高は約5倍膨らんだ。ユーロ圏の株価下落に備えたオプションの費用に連動するVストックス指数は11%上昇。一時は32%上昇した。

  バンクハウス・ランプ(デュッセルドルフ)のストラテジスト、ラルフ・ツィマーマン氏は「歴史的な出来事で、未知の領域に踏み込みつつある」とし、「向こう数日は大きなボラティリティを見込んでいる。銀行が最も打撃を受けるだろう。英国経済への打撃の度合いや欧州他国が後に続くかどうかなど、長期にわたって不安定な局面にある」と語った。

原題:European Stocks Post Worst Drop Since 2008 as U.K. Votes Leave(抜粋)

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