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世界の中銀、英国のEU離脱の影響緩和のために行動の決意

英国が国民投票で欧州連合(EU)離脱を選んだことを受けて、世界の中央銀行は金融市場の流動性維持のため必要な措置を取る決意を示している。離脱派勝利という予想外の結果に対応する。

  イングランド銀行(英中銀)は安定確保のため必要な措置を取ると表明。財務省や海外中銀とともに緊急計画を念入りに策定してきたと説明した。

  主要7カ国(G7)議長国の日本では日本銀行の黒田東彦総裁と麻生太郎財務相が、先進国・地域6中銀には通貨スワップラインがあり流動性供給の用意があると強調した。日本、米国、ユーロ圏、英国、スイス、カナダの中銀が金融危機時に合意したスワップラインは2013年に常設化されている。

  エバーコアISIのクリシュナ・グハ副会長(ワシントン在勤)は、スワップは少なくともロンドンでは恐らく活用されるだろうとリポートで指摘した。「G7は声明を出すだろう。外為市場の機能が損なわれれば協調介入もあり得るが、協調介入へのハードルは高いので介入するなら単独になると思われる」と分析した。

  韓国とインドの中銀は自国通貨の取引円滑化のため既に市場介入したと伝えられており、アナリストはデンマーク中銀も同様のスムージングオペレーションに踏み切ったと述べた。シンガポールも介入する可能性がある。

原題:Central Banks Pledge Action to Alleviate Strains on Brexit News(抜粋)

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