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英国EU離脱で大荒れの世界市場:株・ポンド急落、円と金は急伸

更新日時
  • ダウ平均は600ドルを超える値下がり、ポンドは約30年ぶり安値
  • 米国債利回りは大幅低下、金はオンス1300ドル台

英国が国民投票で欧州連合(EU)離脱を選択したことを受け、24日の世界金融市場は大揺れの展開。ポンドは約30年ぶり安値に沈み、株式市場では時価総額にして約3兆ドル(約307兆円)が吹き飛んだ。一方、質への逃避で米国債や金には投資資金が押し寄せた。

  MSCIグローバル株価指数は4.8%下げ、2011年8月以来の大幅下落。ダウ工業株30種平均は600ドル(3.7%)を超える値下がりとなり、年初来の上げを消した。欧州株式は2008年以降で最悪の7%安。米国での株式出来高は130億株を超え、今年一番の大商い。円は一時、1ドル=100円を突破する円高となった。米国債利回りは約4年ぶりの大幅低下。金は急伸し、1オンス当たり1300ドル台に乗せた。シカゴ・オプション取引所(CBOE)ボラティリティ指数(VIX)は43%上昇し、市場の変動が極めて激しくなっている。

Global Market Moves

  ラッセル・インベストメンツ(ニューヨーク)の北米チーフ市場ストラテジスト、スティーブン・ウッド氏は「落ち着くまでに数週間とは言わないまでも、長い日数がかかるだろう」と話す。「一刻も早く手じまわなくてはならないポジションが大量にあった。極めて重大な事態だ。部分的には下げた分を取り戻すだろう。直後の反応というものは長期平均に比べてずっと極端になりやすい」と述べた。

原題:World Markets Roiled by Brexit as Stocks, Pound Drop; Gold Soars(抜粋)

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