トヨタやGM、ベネズエラで生産再開へ-政府がドル建て販売認める

  • トヨタは8月に生産ラインを再開する計画-広報担当者
  • 輸入される自動車部品の支払いもドル建てに

フィアット・クライスラー・オートモービルズとゼネラル・モーターズ(GM)、トヨタ自動車は、ベネズエラ政府が同国で組み立てられた自動車をドル建てで販売することを認めたのを受け、同国での生産を近く再開する。

  トヨタは「カローラ」「ハイラックス」「フォーチュナー」の生産ラインを8月に再開する計画。広報担当のルイス・カルロス・アンドラーデ氏が電子メールで明らかにした。また、事情の詳しい複数の関係者によれば、フィアット・クライスラーは先週、政府と合意に達し、GMは来月から一部モデルの組み立てを同国で始める計画という。会社の計画について公に発言する権限がないことを理由に匿名で語った。

  今回の取り決めは、フォード・モーターが昨年合意したものと似ている。海外から輸入される生産資材はドル建て、現地での組み立てに伴うコストはボリバルで支払われる。

  ベネズエラは世界的な商品相場安の打撃を受けている。オイルマネーが急減する中、自動車メーカー各社はベネズエラでの組み立てに必要な部品を輸入できず、利益を本国に送れない事態となっていた。

  GMとベネズエラ通信情報省の当局者は合意の見通しについてコメントを控えた。フィアット・クライスラーの現地の広報担当者からはコメントを得られていない。

原題:Venezuela Said to Weigh Dollarization to Save Auto Industry (1)(抜粋)

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