米国の原油生産減少は終了しつつある-独立系石油取引最大手ビトル

  • 「世界にとって良いニュースだろう」:ビトルのテイラーCEO
  • 原油価格は年末までに50ドル台半ばに達し、来年も上昇と予想

米国の原油生産の減少は価格回復により終了しつつあるとの見方を、世界最大の独立系石油取引会社ビトル・グループのイアン・テイラー最高経営責任者(CEO)が示した。原油生産は1年9カ月ぶりの低水準に落ち込んでいる。

  テイラーCEOはロンドンで開かれたロシア・エネルギー・フォーラムで「減少は止まると考えている。それは世界にとって良いニュースだろう」と述べた。

  今年の原油価格回復で石油各社が操業を再開したため、ベーカー・ヒューズのデータによれば、米国のリグ(掘削装置)稼働数は3週連続で増加した。

  ロンドン市場で22日、1バレル=約51ドルで推移している原油価格についてテイラーCEOは、年末までに「50ドル台半ば」か「それより若干高くなる可能性がある」との見方を示した。

  同CEOは価格について「私が予想していた今年の回復分はほぼ実現したが、来年はさらに若干上昇する可能性が高い」と述べた。

原題:U.S. Crude Slump Is Ending, Says World’s Top Oil Trader Vitol(抜粋)

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