ブラジル株:ボベスパ指数が反落-レアル高で輸出企業の見通し悪化

  • 国営企業めぐる法案の上院での承認受けてレアル上昇
  • 原油価格の下落によりペトロブラスも下げた

22日のブラジル株式市場で指標のボベスパ指数は6営業日ぶりに下落。通貨レアルが上昇したことで、売り上げを海外に頼る企業の見通しが悪化した。

  製紙会社のフィブリア・セルロージは2014年10月以来の安値に下落し、食品会社のマルフリグ・グローバル・フーズとJBSも同指数構成銘柄の中で値下がり率の大きさが目立った。レアルは、同国のテメル政権が国営企業の透明性を高めるための法案の承認を上院で勝ち取ったことを受けて上昇した。原油価格の下落によってブラジル石油公社(ペトロブラス)も安い。

  ボベスパ指数は前日比1.3%安の50156.30で取引を終了。フィブリアは4.2%、マルフリグは1.7%、JBSは4.5%それぞれ値下がり。ペトロブラスは2%安。大学運営のクロトン・エデュカシオナルは3.2%の下落。事情に詳しい関係者によると、同業のセル・エデュカシオナルはエスタシオ・パルチシパソンエスの買収に向けて新たな提案を準備している。

  シタ・コレトラのベルナルド・ロダルチ氏は「レアル高によって輸出業者は圧迫されており、警戒が市場の合言葉だ」と語った。

原題:Brazil Stocks Drop as Currency Appreciation Dims Fibria Outlook(抜粋)

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