米スプリントの株価上昇-ソフトバンク孫氏続投で見通し改善との指摘

  • 孫氏にはスプリントについてより長期的なビジョン-マッコーリー
  • スプリントの株価、7カ月ぶりの高値付ける

22日の米株式市場で、携帯電話サービス会社スプリントの株価が7カ月ぶりの高値を付けた。ソフトバンクグループの人事異動に伴い、親会社である同社からスプリントへの投資が増えるとの観測が広がった。

  ソフトバンクグループの孫正義社長の後継者候補だったニケシュ・アローラ副社長は22日付で退任した。マッコーリー・グループのアナリスト、エイミー・ヨン氏は同日のリポートで、アローラ氏が「在任中にスプリントについて明確な計画を示していなかった」と指摘。アローラ氏の退任で従来の計画よりも長く経営を率いることになった孫社長は、スプリントについてより長期的なビジョンを持っているとヨン氏は説明した。

  330億ドル(約3兆4500億円)の債務が重荷となり、スプリントはAT&Tやベライゾン・コミュニケーションズなどより規模の大きいライバル社との競争に必要な投資の実施が困難な状況に置かれてきた。ネットワーク向け支出を2010年以来の低水準に削減したほか、端末や機器、周波数帯を担保とした融資がソフトバンクの仲介でとりまとめられた。

  スプリントの株価は一時7.5%高の4.47ドルを付け、3営業日続伸となった。

原題:Sprint Gains as Arora’s SoftBank Exit Seen Brightening Outlook(抜粋)

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