英国民投票、両陣営が最後の訴え-最新世論調査では予断を許さず

更新日時
  • 22日遅く公表されたコムレス調査は残留支持リード
  • 投票は23日午前7時(日本時間午後3時)に開始

英国の欧州連合(EU)残留・離脱を問う国民投票を翌日に控え、両陣営は有権者への最後の訴えを行った。最新の複数の世論調査によれば、投票結果はどちらにも転ぶ可能性がある。

  22日公表された4つの世論調査のうち、3つは残留と離脱の支持率の差が2ポイント以下と拮抗(きっこう)。残りの1つでは残留派の優勢が明確に示された。英ブックメーカーのオッズも残留派のリードを示している。離脱派に勢いが傾いた兆候が表れると下落する傾向がある英ポンドはこの日、対ドルで上げ幅を拡大し、年初来の高値を付けた。

  投票は23日午前7時(日本時間同日午後3時)に始まる。登録有権者は過去最多の4650万人となった。残留を主張するキャメロン首相は22日、離脱により英国は経済や移民などの政策の決定権を取り戻せるとの離脱派の主張に反論。「われわれは役立たずの連盟に縛り付けられているわけではない」と述べた。これに対し離脱派のリーダーであるジョンソン前ロンドン市長は「われわれが決定権を取り戻す最後のチャンスだ。これは争う価値のあるものだ」とスカイニューズに語った。

為替ボードを見る歩行者(ロンドン)

Photographer: Simon Dawson/Bloomberg

  22日遅く公表されたコムレスの世論調査では残留支持が48%、離脱が42%で、11%が態度未定だった。同調査は英紙デーリー・メールとITVニュース向けに行われた。ユーガブが英紙タイムズの委託で実施した世論調査では未決定分を除いた比率が残留51%、離脱49%。この日これより早く公表された2つのオンライン世論調査の結果は共に2ポイント以下の差だった。

  同日遅い時間の外国為替市場でポンドは上昇し、1ポンド=1.48ドルを上回った。主要7通貨に対するポンド相場を示すブルームバーグ英ポンド指数も上昇した。

原題:Final Brexit Appeals Made as Polls Diverge on Referendum’s Eve(抜粋)

(2段落目以降に最新世論調査の結果などを追加して更新します.)
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