欧州債はバブル、英国民投票控え保有回避-デンマーク大手年金基金

デンマーク最大の民間年金ファンド、PFAは欧州債券市場がバブル状態にあるとして、欧州連合(EU)残留・離脱を問う英国の国民投票実施を前に欧州債券の保有を回避していると明らかにした。

  代わりに米国債とデンマークの転換可能なモーゲージ債を購入し、23日に予定する英国民投票の結果生じ得る市場の衝撃に備えている。コペンハーゲンを拠点とするPFAのアンダース・ダムガード最高財務責任者(CFO)はPFAとして米国の債券への投資を好んでいるとし、「バブルでない数少ない国の一つだからだ」と説明した。

  ダムガードCFOは電話で「欧州国債はバブルだ。量的緩和で人工的に金利を低くしているためだ」と指摘。「どれだけ価格がつり上げられているか断言はできないが、現状がバブルであることはわれわれにとって間違いない」と述べた。PFAの運用資産は830億ドル(約8兆6700億円)に上る。

原題:The $83 Billion Danish Fund Preparing for a European Debt Bubble(抜粋)

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