欧州株:終盤に上げ幅削る-世論調査が英国のEU残留楽観に冷や水

22日の欧州株式相場は終盤に上げ幅を削る展開となった。欧州連合(EU)残留・離脱を問う英国の国民投票に関する最新の世論調査で、同国が残留を選ぶとの楽観に冷や水が浴びせられた。

  英RSAインシュアランス・グループが2.1%上げるなど、保険株がストックス600指数の業種別19指数の中で最も大きな上げを演じた。資源高を背景に、英豪系鉱山会社リオ・ティントとスイスの資源商社グレンコアを中心に鉱業株も高い。

  ストックス600指数は前日比0.4%高の341.32で終了。一時は1%高まで買い進まれたが、この日発表された世論調査で離脱派がやや優位な状況を示し、上げ幅を縮小した。世論調査結果は依然、残留派との拮抗(きっこう)を示唆しているものの、オッズチェッカーが各社の賭け率から算出した指数によれば、残留の確率は約78%に上る。英FTSE100指数は0.6%上昇した。

  EFGアセット・マネジメントの調査責任者、ダニエル・マリー氏(ロンドン在勤)は「現時点でオッズが残留に傾いているのは明らかだ。結果が判明するまで、このデータを主な材料に相場は動くだろう」と発言。「それでも残留が完全には織り込まれておらず、離脱のコストはかなり大きくなり得る。24日朝に不確実な結果を知らされるのが最大のリスクだ」と付け加えた。

原題:European Stocks Pare Gains as Poll Damps ‘Remain’ Win Optimism(抜粋)

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