人民元、通貨バスケットに対し4日続落-中国経済見通し悪化を懸念

  • 人民元、対ドルでは0.1%高
  • 中国民生銀行などが発表した6月の製造業指数が低下

中国人民元は22日、貿易加重の通貨バスケットに対し4営業日続落。中国経済に対する見通しが悪化するとの懸念が広がった。

  円やユーロなどを含む通貨バスケットに対する人民元の動きを示す「CFETS(中国外国為替取引システム)人民元指数」を基に作成したブルームバーグのレプリカは、前日比0.1%安。4営業日の下落率は0.7%となった。人民元は対ドルで現地時間午後4時48分(日本時間同5時48分)現在、前日比0.1%高の1ドル=6.5808元。

  中国民生銀行と華夏新供給経済学研究院が22日発表した6月の製造業指数(速報値)は低下した。

  中泰国際の彭婷婷バイスプレジデント(債券・通貨・商品担当、香港在勤)は「弱い経済ファンダメンタルズ(基礎的諸条件)が人民元の重しになっている。この状況は恐らく来年まで変わらないだろう。元安進行の可能性が高いとみる世界の投資家は、人民元や元建て資産を保有しようとしていない」と述べた。

原題:Yuan Extends Declines Versus Peers on Economic Outlook Concern(抜粋)

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