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BofAに圧力-ストレステスト結果公表と英国民投票が23日に重なる

  • FRBは英国民投票の終了30分前にストレステストの結果公表
  • BofAがストレステストに合格すれば株主還元の増加率は63%に

バンク・オブ・アメリカ(BofA)ほど23日に大きなプレッシャーに直面する銀行はほとんどない。米連邦準備制度理事会(FRB)はこの日、英国の欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票が締め切られる30分前というタイミングで、年次ストレステスト(健全性審査)の最初の結果を公表する。

  アナリストによると、BofAが今年のストレステストに合格すれば、株主還元の増加率は63%と、主要なライバルを著しく上回る。同行は配当や自社株買いを通じて今後4四半期に91億ドル(約9500億円)を還元する可能性があるとアナリストらは予想しており、不合格なら株主の失望を誘うだろう。過去2回の審査でのつまずきは、同行の投資家のリターンに打撃を与え、経営陣への信頼も損なった。

  キーフ・ブリュイエット・アンド・ウッズ(KBW)のアナリスト、ブライアン・クラインハンゼル氏は「今年は分岐点になる年だ。誰もが悪化でなく好転を予想している」と述べた。

Bank Of America Headquarters As Revenue Seen Declining In 2016

BofA本社

Photographer: Chris Keane/Bloomberg

   BofAとブライアン・モイニハンは最高経営責任者(CEO)は、厳しい状況に置かれている。同行の株価は年初来で20%下落し、S&P500金融株指数を構成する銀行株で最悪のパフォーマンスとなっている。

  BofAの広報担当ジェリー・ドゥブロウスキー氏はコメントを控えている。

  BofAは2014年には米当局に提出した資本計画の不備のために40億ドル相当の自社株買いを断念した。15年は問題点の修正と資本計画の再提出という条件付きで承認を獲得し、FRBは同年12月に再提出された資本計画を承認した。

原題:BofA Faces Stress as Fed Test Verdict Hits With Brexit Vote (1)(抜粋)

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