英国民投票、投資家は残留見込みに資金投入-ポンドも欧州株も上昇

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欧州連合(EU)残留・離脱が懸かる英国民投票実施まで残り時間は24時間を切った。世論調査は拮抗(きっこう)を示したが、金融市場とブックメーカーのオッズは残留の見込みを示唆している。

  投資家は残留を見込み、ポンドや株式相場を押し上げている。22日のポンドの対ドル相場は5カ月ぶり高値付近。世界の株式も4営業日続伸、英国株は今月の下げを消した。オッズチェッカーが各社の賭け率から算出した指数によれば、離脱の確率は約25%と14日の43%から低下している。

  「残留勝利観測の高まりが市場を動かしている」とミラボー・セキュリティーズのシニア株式セールストレーダー、ジョン・プラサード氏が述べた。

  ポンドはロンドン時間午後3時現在、0.6%高の1ポンド=1.4737ドル。ブルームバーグの今月の調査で残留勝利翌日のレートとして予想された1.45-1.50ドルのレンジ内にある。ストックス欧州600指数は4営業日続伸。英国株のFTSE100指数は6月半ばの安値から5.3%上昇。

  最後の追い込みで英独立党(UKIP)のファラージュ党首はチャーチル元首相やフォークランド紛争に言及し「接戦かもしれないし僅差かもしれないが、勝てると信じている」と熱弁を振るった。一方、メージャー元首相は離脱キャンペーンを「英国の繁栄の墓穴を掘る」行為だと断じた。

原題:Brexit Polls and Markets Disagree in Campaign’s Final Hours (2)(抜粋)

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