ブラジル株:ボベスパ指数が5営業日続伸-テメル政権の再建策に期待

  • テメル政権と州政府の合意を受けて消費関連銘柄が上昇
  • 通信会社オイの破綻を受けて銀行株が売られる

21日のブラジル株式市場で指標のボベスパ指数は5営業日続伸。通信会社のオイがブラジルで過去最大となる負債を抱えて破綻し、他企業に影響が波及するとの懸念材料があったものの、テメル大統領代行が財政難に苦しむ州政府との間で危機を緩和する措置で合意したことから、テメル政権が広範な経済再建プログラムに向けた支持を得られるとの見方が強まった。

  値上がり率上位10銘柄のうち7銘柄が内需に依存する企業だった。オイの会社更生の手続き申請を受けて銀行株が下落したものの、クレジットカード決済のシエロや小売りのロジャス・レナーの上昇がボベスパ指数を押し上げた。オイの負債総額は650億レアル(約2兆円)。

  ボベスパ指数は前日比1%高の50837.80で取引を終了。指数を構成する59銘柄のうち46銘柄が上昇した。オイやブラジル銀行、イタウ・ウニバンコ・ホールディングの下落で同指数は一時1.3%安となる場面もあった。シエロとロジャス・レナーは共に2.9%の値上がり。

  証券会社レローザ・インベスチメントスのアナリスト、ビトール・スザキ氏は「テメル氏が極めて難しい問題で首尾よく合意に達したことに市場は満足している」と語った。

原題:Ibovespa Rises as Government Victory Offsets Oi Contagion Woes(抜粋)

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