英バンカーのボーナス制限、EU離脱してもなくならない可能性

英国の銀行と監督当局はともに、バンカーのボーナスに関する欧州連合(EU)の規則を敵視している。23日の国民投票でEU離脱が選ばれればこの制限から解放されるのだろうか。

  バンカーのボーナスを固定給の2倍までに制限するEU規則は2014年にできたが、バークレイズやHSBCホールディングスなど英銀はその抜け道を探し続けてきた。英中銀当局者もこの規則に疑義を呈し、オズボーン英財務相は同規則の効力を封じようとEU裁判所に訴えたが果たせなかった。

  英国がEUを離脱すればこの規則から自由になれるのだろうか。必ずしもそうではない。英国が欧州単一市場へのアクセスを引き続き望むなら、EUと同等の規則が求められる。クリフォード・チャンスの規制関連パートナー、サイモン・グリーソン氏は「理論的に、同等というのはそれを満たしているかいないかのどちらかだ。英国がボーナス制限などでEUの銀行規則の一部を満たさなければ、同等とはみなされないだろう」と指摘した。

原題:Bonus Cap Shows How Brexit Vote Ties Banking Rules in Knots (1)(抜粋)

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