6月のドイツZEW景況感指数19.2、予想外の上昇-英国民投票を控え

ドイツの欧州経済研究センター(ZEW)がまとめた6月の独景況感指数は予想に反して改善した。23日に英国で実施される欧州連合(EU)残留・離脱の是非を問う国民投票をめぐっては、最新の世論調査で残留派が支持を広げつつある。

  ZEWが21日発表した6月のドイツの期待指数は19.2と、前月の6.4から上昇し、昨年8月以来の高水準に達した。同指数は向こう6カ月の見通しを示す。ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査では4.8への低下が見込まれていた。

  ドイツにとって3番目に大きな輸出先である英国がEUに残留するかどうかをめぐる論議が、ここ数週間の市場センチメントを左右していた。国民投票の結果を予測することは引き続き難しいものの、残留を支持していたジョー・コックス英下院議員の殺害後、ブックメーカーのオッズは離脱の確率低下を示している。

  ZEWのアヒム・バンバッハ所長は発表文で「景気のセンチメント改善は、独経済の底堅さに対する金融市場専門家の信頼を示唆するものだ」と述べた上で、「だが、全体的な経済状況は引き続き困難な状態にある。弱い世界経済の勢いのほか、英国民投票が主に不透明感を高めている」と説明した。

  今回の調査はアナリスト202人を対象に6月6-20日に実施された。

  ZEWによると、6月の独現状指数は54.5と、5月の53.1から上昇。ユーロ圏の期待指数は20.2と、前月の16.8を上回った。

原題:German Investor Sentiment Unexpectedly Rises Ahead of U.K. Vote(抜粋)
Germany June ZEW Investor Confidence: Summary (Table)(抜粋)

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