香港資産家の李嘉誠氏:英国のEU離脱は有害-投票控え警戒感強める

  • 李氏は対英投資規模で屈指の投資家
  • 長江和記実業は利益の37%を英国で稼ぐ

英国の欧州連合(EU)残留・離脱を問う今週の国民投票を前に、香港の資産家、李嘉誠氏が英国民に残留を支持するよう呼び掛けを強めた。

  長江和記実業(CKハチソン・ホールディングス)会長を務める李氏はブルームバーグテレビジョンのインタビューで、「英国がEUを離脱すれば同国にとって有害であり、欧州全体に負の影響をもたらす」と指摘。「もちろん私は英国がEUを離脱しないことを望む」と語った。同氏が国際的メディアのインタビューに応じたのは2012年以来。

  李氏は対英投資規模で屈指の投資家であり、23日の国民投票の結果に大きな影響を受け得る。李氏をはじめ世界の財界・業界リーダーは、英国のEU離脱の可能性に備えながら懸念を表明している。トヨタ自動車やゼネラル・エレクトリック(GE)などの首脳は、英国の有権者がEU離脱を選択した場合、同国での将来の投資が損なわれかねないと警告する。

  李氏は3カ月前、英国のEU離脱の可能性は低いとしながらも、離脱なら対英投資を縮小すると発言していた。今月16日のインタビューでは、投票結果に関わらず英国と欧州での事業を続けると強調した。

原題:Billionaire Li Ka-Shing Warns Against Brexit as Referendum Looms(抜粋)

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