クレディS株に異常なショート、ファンドの思惑は誤りとCEO-

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  • ヘッジファンドの動きで株価が打撃を受けたと行内文書で指摘
  • 追加資本を調達する必要があるとの思惑は誤りとCEOは主張

スイス銀行2位クレディ・スイス・グループのティージャン・ティアム最高経営責任者(CEO)は、株価が先週上場来安値まで下落したことに関連し、同行が追加資本を調達する必要があるとのヘッジファンドの思惑は誤りだと主張した。事情に詳しい関係者2人が明らかにした。

  非公開情報であることを理由に関係者が匿名を条件に語ったところでは、ティアムCEOは行員に先週出した行内文書で、「異常に高い水準のショートポジション」によって同行の株価が打撃を受けたと説明。クレディ・スイスのリストラ策や営業損益の赤字などを理由に追加の資本増強が必要との思惑が一部のヘッジファンドの間にあるようだが、それは「誤りだ」と指摘した。

  関係者が行内文書の情報を引用したところでは、ティアムCEOはニューヨークとロンドン、シンガポールを中心に顧客や投資家の訪問を来月行う予定。チューリヒ在勤の広報担当はコメントを控えている。
  

原題:Credit Suisse CEO Said to Tell Staff Shorts Wrong on Capital(抜粋)

(ティアムCEOの発言を追加して更新します.)
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